塗り壁の仕事のことをなぜ『左官』と言うの?
左官とは、建物の壁や床などをコテを使って自然素材の漆喰などを塗り仕上げていく作業、またはそれを専門とする職人の事を指します。
日本だけでなく西洋でも左官は存在しますが、
それぞれの土地の気候や国柄に合わせて技術や使用する素材などが独自に発展していきました。
日本における左官の語源は、平安時代に宮殿の建築や修理を行う職人を
「木工寮の属(さかん)」と呼んでおり、そこから当て字で「左官」となったと言われています。
「属(さかん)」とは階級の一つで、当時は仕事そのものを指す単語ではありませんでした。
なんと、平安時代の頃から左官の仕事は存在していたのですね。
左官の技術は、一朝一夕には会得できません。
中須左官店の職人も常に技術の向上を心掛けており、一つ一つの施工に全力で打ち込み、こだわりを持ってやり遂げています。
左官工事は施工する職人の技術によって仕上がりに大きな差が出ると言われているため、
中須左官店に頼んで良かったと言われるよう、日々努力を重ねています。
古くからある塗り壁の魅力が再注目されている現在ですが、伝統的な工法を伝えることの出来る職人の数は限られているのが現実です。
京都の中須左官店は、京町屋・数寄屋建築を中心に広く左官工事を行っています。
土壁の施工を代表とする左官工事の技術に自信があります。
中須左官店に頼んで良かったとお喜びいただくため、数奇屋建築や京町屋の左官工事、炉壇の施工の専門業者として常に技術の向上を心がけています。
こだわりの壁を美しく仕上げたいとお考えの方はぜひ、中須左官店の職人におまかせください。
2020.11.20